[2/1公表]令和3年有効求人倍率 年末は若干上昇/年平均は3年連続の低下

「12月 有効求人倍率」

「令和3年 有効求人倍率」

2022年02月01日

厚生労働省・大阪労働局など各所で

最新データが公表されました。

今般の各所公表データは

「令和3年1月〜12月」の

総括も含まれています。

今回のコラム 「速報！」で

その概要をご紹介致します。

 
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
　各ホームページで公開されている資料より引用します。

令和3年12月/令和3年 大阪府の状況

大阪労働局が発表した

「大阪労働市場ニュース（令和3年12月分及び3年分）」

大阪府の主な求人指標は以下の通りです

 

■ 令和3年12月

・有効求人倍率（季節調整値）1.14倍(2か月連続の増加)

　

・有効求人数（季節調整値）192,985人

　前月より  2.8%増加(2か月連続の増加) 

・有効求職者数（季節調整値）169,483 人

　前月より  2.2%増加(2か月連続の増加) 

  

ちなみに

「就業地別有効求人倍率」は 0.95倍

こちらは"前月と同水準"で推移しています。

「新規求人倍率」は

2か月連続で上昇し 2.40倍に

 

その内訳をみると

新規求人数は、

6か月連続で増加　前年同月比でも14.1%の増加

新規求職者数も

2か月連続で増加　前年同月比でも12.3%の増加

となっています。

※ここまでの図表出典：大阪労働局　大阪労働市場ニュース（令和3年12月分及び3年分）

令和3年12月/令和3年 全国の状況

■ 令和3年12月

・令和3年12月の有効求人倍率は、1.16倍(前月比0.01pt上昇)

・令和3年12月の新規求人倍率は、2.30倍(前月比0.17pt上昇)

有効求人倍率は年明け1月以来、

1.10倍・1.09倍で推移していましたが

6月以降は1.10を超え引き続き、

1.10倍台で推移しています。

【参考データ】
2020年(令和2年)1月以降 有効求人倍率の推移
■ 2020年
　1月：1.51倍  2月：1.45倍  3月：1.40倍
　4月：1.30倍  5月：1.18倍  6月：1.12倍
　7月：1.09倍  8月：1.05倍  9月：1.04倍
 10月：1.04倍 11月：1.05倍 12月：1.05倍
■ 2021年
　1月：1.10倍  2月：1.09倍  3月：1.10倍
　4月：1.09倍  5月：1.09倍  6月：1.13倍

　7月：1.15倍  8月：1.14倍  9月：1.16倍

 10月：1.15倍 11月：1.15倍 12月：1.16倍

※出典：一般職業紹介状況（令和3年12月分分及び令和3年分）

図表出典：厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)について
 

■ 令和3年1月〜12月の動向

令和3年平均の有効求人倍率は1.13倍で、

前年に比べて0.05pt低下

直近10年の年計の推移は

　・平成24年　　　 ：0.80倍

　・平成25年　　　 ：0.93倍

　・平成26年　　　 ：1.09倍

　・平成27年　　　 ：1.20倍

　・平成28年　　　 ：1.36倍

　・平成29年　　　 ：1.50倍

　・平成30年　　　 ：1.61倍

　・平成31/令和元年：1.60倍

　・令和2年　　　　：1.18倍

　・令和3年　　　　：1.13倍

直近３年は連続で低下

昭和38年から現在までの年計を俯瞰すると

　・最高値は、昭和48年の1.76倍

　・最低値は、平成21年の0.47倍

となっています。

令和3年12月 都道府県別の状況（受理地別・就業地別）

「受理地別・就業地別集計の有効求人倍率」

各所から以下のデータが公表されています。

※受理地別：求人票を受理したハローワーク所在地で集計
　就業地別：求人票に記載されている就業地で集計

【全国都道府県別の動向】
 ■ 受理地別 有効求人倍率（季節調整値）
 

最高は福井県の1.71倍

　島根県：1.55倍

　岐阜県：1.53倍

　香川県：1.44倍

　新潟県：1.43倍

　富山県：1.41倍

　がこれに続き

最低は沖縄県の0.75倍

■ 就業地別 有効求人倍率（季節調整値）
　

最高は福井県の1.82倍

　島根県：1.64倍

　富山県：1.60倍

　山口県：1.59倍

　岐阜県：1.56倍

　香川県：1.55倍

　がこれに続きます

「1倍割れ」となったのは

　　福岡県：0.99倍

　　埼玉県：0.99倍　　

　　千葉県：0.98倍　

　　大阪府：0.95倍　

　　東京都：0.90倍　

　　神奈川県：0.86倍

　　沖縄県：0.82倍

　の7都府県に

以上の状況で推移しています。

図表出典：秋田労働局「秋田県内の雇用情勢（令和3年12月）」

【近畿2府4県の動向】
 
「受理地別」では　

　・滋賀県：0.97倍(0.99倍)

　・京都府：1.08倍(1.09倍)

　・大阪府：1.14倍(1.13倍)

　・兵庫県：0.89倍(0.89倍)

　・奈良県：1.13倍(1.19倍)

　・和歌山県：1.10倍(1.10倍)

　※( )内は前月

「就業地別」では

　・滋賀県：1.13倍(1.17倍)

　・京都府：1.05倍(1.05倍)

　・大阪府：0.95倍(0.95倍)

　・兵庫県：1.02倍(1.00倍)

　・奈良県：1.22倍(1.29倍)

　・和歌山県：1.17倍(1.18倍)

　※( )内は前月

で推移しています。

図表出典：兵庫労働局「一般職業紹介状況（令和3年12月分及び令和3年分）」

 　
以上、最新データの概要をお伝え致しました。
詳しくは、下記【出典・引用】URLからご確認ください。

　
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
　
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】

【ご参考】
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求人とは、集客。 欲しい人材に響く！「求人票の書き方」セミナー　
 
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