2012年以来、求人票活用ひとすじの「求人から相談できる社労士」
「求人とは集客、求人票も広告」書き方・伝え方で反響が変わります
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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 活用しない理由の6割は“イメージできない”。求人・採用業務と生成AI [求人票の書き方 #10-2026] 
 

活用しない理由の6割は“イメージできない”。求人・採用業務と生成AI
[求人票の書き方 #10-2026] 

2026/05/16

***「求人票よろしく」は“宝の持ち腐れ” 採用現場での生成AI活用法***

 

2026年4月24日に公開された

2026年版「中小企業白書」


本年度第2部のテーマは 

~「強い中小企業」に向けた「稼ぐ力」の強化~


毎年、本連載コラムで特集している

人材確保・採用以外にもタイムリーなデータが

紹介されています。

 

今回のコラムは「AI活用」

ピックアップしてお伝え致します。


※以下の資料は、経済産業省/中小企業庁ホームページ等で
公開されている資料等より引用します。

「2026年版中小企業白書」で読み解く中小企業 AI活用の現在地


今回ご紹介するデータは
2026年版「中小企業白書」第2部 第2章から

以下が報告されています。

■ 業種別 AI活用の取組状況
「取り組んだ」と回答した事業者:30.3%

業種別では、最多の
情報通信業:71.7% に対し

他の業種では
 ・建設業:25.9%
 ・製造業:24.9%
など、2~3割程度
まだまだ低調な水準にあることが
読み取れる結果となっています。

■ AIを"活用する"目的
「業務時間の節減」が最多で 84.5%
「人手不足の解消」:40.5%
「業務の属人化解消」:40.1%
がこれに続きます。

一方で「人件費の節減」は24.5%

この調査結果の傾向について、白書では
「労働投入量を最適化する目的で
 AIを活用している可能性が示唆される」と
コメントしています。

■ AIを"業務で活用しない"理由
「活用する業務がイメージできていない」が最多で63.4%

「活用を推進する人材が不足している」:40.0%
「社内ルール ガイドラインが整備されていない」:26.2%
がこれに続いています。

活用像・タスクがイメージできれば
パーセンテージが大きく変わる"余白"を
感じさせる結果となっています。

※以上の集計結果は「省力化投資」としての調査結果
 「成長に向けて」は別途調査結果あり


図表出典:中小企業庁 2026年版「中小企業白書」
     第2部 第2章:中小企業の「稼ぐ力」の強化に向けた取組

詳細は下記【出典・引用】URLからご確認ください

【出典・引用】
中小企業庁 2026年版「中小企業白書」

求人票の書き方・伝え方(「求人票よろしく」は“宝の持ち腐れ” 採用現場での生成AI活用法)


昨今のホットイシューである「生成AIの活用」

求人・採用業務のシーン別にまとめてみました

【シーン別 生成AI活用と使える特長・特性】
■会社説明会・採用資料
会社説明会は、来場者に自社で働く魅力を
的確に伝えてエントリーを促すもの

取引先・売上拡大のための
プレゼンテーション・資料作成と
その本質は変わることはありません

生成AIは
 ・スライド構成の整理
 ・説明文の下書き
 ・FAQの整理
 ・ストーリー構成
といった部分で力を発揮すると言われています。

重要なのは「丸投げ」ではなく、
伝えたい軸を決めたうえで補助として使うこと

目指す方向・軸を定めて
生成AIのポテンシャルを存分に引き出したいところです

■SNS・採用広報
企業の広報・販促業務での活用にみられるように
SNSの投稿文やキャッチコピーの作成は企業広報と同じ領域

生成AIは
 ・投稿文の作成
 ・キャッチコピー案
 ・社員紹介記事
 ・発信アイデアの整理
などが得意と言われています。

その特性を採用活動に活かさない手はありません

「写真に強い」・「動画に強い」
そんな特化タイプの生成AIの機能と特長も
組み合わせれば、活用のフィールドが拡がるはずです。

■採用面接
前提として、採用面接における生成AIの役割は、
応募者評価そのものではないはずです。

営業活動のシーンで活用されていますが
トークスクリプトの作成は生成AIの得意分野。

とはいえ
「ズバッと人を見抜く面接質問をよろしく」では
生成AIの本来の特性を活用しているとは言えませんし、

・何を見極めるべきか
・どんな質問が必要か
・どこにズレが出やすいか
などを壁打ち(対話)して「問いの設計」を行い
精度を高めていくことが活用のポイントと言えます。

ここまで、求人・採用業務シーン別にみてきましたが
ひとことで「採用業務」といっても分解して構造化してみると、
生成AI活用できそうな場面が意外と多いことがみえてきます。

■求人票作成

そして「求人票の作成」

昨今ネット界隈では
「このテンプレートを入力するだけで、応募が来る求人票が完成」
「コピペするだけで魅力的な募集要項が作れる」
といったトーンの簡単・お手軽コンテンツがあふれてきているように感じます。
 
ですが「テンプレの情報埋めたから、あとは生成AIでいい感じによろしく」は
いままでの「情報提供シート埋めたから、あとはライターさんよろしく」と
何ら変わるところはないように感じます。

そして、労働条件や就業条件の"スペック"を列挙・網羅した
「募集要項」と「求人票」は区別して考える必要があります。

生成AIに労働時間・賃金・休日などの「働くスペック」を投入して
"それらしい体裁"でまとめさせたものは「募集要項」であって、
それだけでは求職者に訴求できるネタ、
応募のモチベーションに繋がる言葉が抜けています。

1回の指示で完結する
「テンプレの情報を入力してAIに整形させる」は
本質的に“募集要項の自動生成”となってしまうことが
生成AIの持ち腐れ、なんとも勿体ないように感じます。
 
12年来、本連載コラムでお伝えしている通り
「求人とは、集客。求人票も、広告。」です。

募集要項から応募にランディングさせるために
「自社で働く魅力」を言葉のチカラで求職者に訴求することが
「求職者に選ばれる求人票」の真髄・真骨頂なポイントです。

生成AIに「いい感じで応募者がくるようによろしく」といった指示だけでは、
そのポテンシャルや特性を十分に活かしきれていない場面も多いように思います。

生成AIは「言わずともすべてを察し、0から1を生み出す魔法のツール」というよりも、
もう少し人とのやり取りの中で力を発揮する存在です。

むしろ生成AIとの付き合い方は「対話の積み重ね」の中にあると言えます。

「求職者に選ばれる求人票」に
仕立てていくためには、
自社の求人票そのものの解像度を
少しずつ高めていく視点が重要になります。
 
そのための方法として、
生成AIとの壁打ち(継続的な対話)は、
有効なアプローチのひとつといえます。


そして、求人票で“伝える”と“伝わる”は、
似て非なるものです。

生成AIの価値は、テンプレで決められた情報を投入して、
単に"それっぽい"文章を量産することではなく

会社側の"伝える言葉の解像度を上げて"
唯一無二の「働く魅力」に仕立て
読者である求職者の心を掴むことに真価があるはずです。

「生成AIは求人・採用業務の頼れるパートナー」
そんな付き合い方をしたいところです。


【ご参考】
商工会議所様など登壇実績180回超の
弊所「求人票の書き方セミナー」

2026年版のメインテーマは
「求人票の解像度」と「生成AI用」です。
 
全国の商工会議所・商工会セミナーご担当のみなさま
2026年版セミナーコンテンツにご興味・ご関心があれば
下記【講演実績】などもご確認のうえ、
お問い合わせ・お声がけ等を頂ければと存じます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。

※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。




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