昨今のホットイシューである「生成AIの活用」
求人・採用業務のシーン別にまとめてみました
【シーン別 生成AI活用と使える特長・特性】
■会社説明会・採用資料
会社説明会は、来場者に自社で働く魅力を
的確に伝えてエントリーを促すもの
取引先・売上拡大のための
プレゼンテーション・資料作成と
その本質は変わることはありません
生成AIは
・スライド構成の整理
・説明文の下書き
・FAQの整理
・ストーリー構成
といった部分で力を発揮すると言われています。
重要なのは「丸投げ」ではなく、
伝えたい軸を決めたうえで補助として使うこと
目指す方向・軸を定めて
生成AIのポテンシャルを存分に引き出したいところです
■SNS・採用広報
企業の広報・販促業務での活用にみられるように
SNSの投稿文やキャッチコピーの作成は企業広報と同じ領域
生成AIは
・投稿文の作成
・キャッチコピー案
・社員紹介記事
・発信アイデアの整理
などが得意と言われています。
その特性を採用活動に活かさない手はありません
「写真に強い」・「動画に強い」
そんな特化タイプの生成AIの機能と特長も
組み合わせれば、活用のフィールドが拡がるはずです。
■採用面接
前提として、採用面接における生成AIの役割は、
応募者評価そのものではないはずです。
営業活動のシーンで活用されていますが
トークスクリプトの作成は生成AIの得意分野。
とはいえ
「ズバッと人を見抜く面接質問をよろしく」では
生成AIの本来の特性を活用しているとは言えませんし、
・何を見極めるべきか
・どんな質問が必要か
・どこにズレが出やすいか
などを壁打ち(対話)して「問いの設計」を行い
精度を高めていくことが活用のポイントと言えます。
ここまで、求人・採用業務シーン別にみてきましたが
ひとことで「採用業務」といっても分解して構造化してみると、
生成AI活用できそうな場面が意外と多いことがみえてきます。
■求人票作成
そして「求人票の作成」
昨今ネット界隈では
「このテンプレートを入力するだけで、応募が来る求人票が完成」
「コピペするだけで魅力的な募集要項が作れる」
といったトーンの簡単・お手軽コンテンツがあふれてきているように感じます。
ですが「テンプレの情報埋めたから、あとは生成AIでいい感じによろしく」は
いままでの「情報提供シート埋めたから、あとはライターさんよろしく」と
何ら変わるところはないように感じます。
そして、労働条件や就業条件の"スペック"を列挙・網羅した
「募集要項」と「求人票」は区別して考える必要があります。
生成AIに労働時間・賃金・休日などの「働くスペック」を投入して
"それらしい体裁"でまとめさせたものは「募集要項」であって、
それだけでは求職者に訴求できるネタ、
応募のモチベーションに繋がる言葉が抜けています。
1回の指示で完結する
「テンプレの情報を入力してAIに整形させる」は
本質的に“募集要項の自動生成”となってしまうことが
生成AIの持ち腐れ、なんとも勿体ないように感じます。
12年来、本連載コラムでお伝えしている通り
「求人とは、集客。求人票も、広告。」です。
募集要項から応募にランディングさせるために
「自社で働く魅力」を言葉のチカラで求職者に訴求することが
「求職者に選ばれる求人票」の真髄・真骨頂なポイントです。
生成AIに「いい感じで応募者がくるようによろしく」といった指示だけでは、
そのポテンシャルや特性を十分に活かしきれていない場面も多いように思います。
生成AIは「言わずともすべてを察し、0から1を生み出す魔法のツール」というよりも、
もう少し人とのやり取りの中で力を発揮する存在です。
むしろ生成AIとの付き合い方は「対話の積み重ね」の中にあると言えます。
「求職者に選ばれる求人票」に
仕立てていくためには、
自社の求人票そのものの解像度を
少しずつ高めていく視点が重要になります。
そのための方法として、
生成AIとの壁打ち(継続的な対話)は、
有効なアプローチのひとつといえます。
そして、求人票で“伝える”と“伝わる”は、
似て非なるものです。
生成AIの価値は、テンプレで決められた情報を投入して、
単に"それっぽい"文章を量産することではなく
会社側の"伝える言葉の解像度を上げて"
唯一無二の「働く魅力」に仕立て
読者である求職者の心を掴むことに真価があるはずです。
「生成AIは求人・採用業務の頼れるパートナー」
そんな付き合い方をしたいところです。
【ご参考】
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「求人票の解像度」と「生成AI用」です。
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