【連載コラム:求人票の書き方 #27-2020】
「人手不足の状況、働き方改革関連法への対応に関する調査」調査結果の概要
欲しい人材に響く! 求人票の書き方( 他業種経験ある求職者/転職者の心理 )
業種別に傾向が異なる
「人手不足感」
同業他社からの転職⇒人材確保が困難な場合には、
求人/採用ターゲットには、他業種からの転職者も
視野に入ってきます。
もし、自社の「求める人材像」の
要件・要素がそうであるならば
他業種・他職種へのキャリアチェンジを
視野に求人情報をリサーチする転職者の
視点に立って自社求人のPRポイントも
自社の事業内容よりも、その上の概念
「自社の業種・業界そのもの」にも
興味・関心を持ってもらうことも
自社求人に誘引する一つの方法です。
「だれに・なにを・どのように」
そんな5W1Hの要素も意識しながら、
自社の業界の魅力を訴求しておきたいところです。
そして、
他業種からの転職者の興味・関心と
自身のキャリアチェンジへの不安心理
給与・休日など他業種での労働条件は
重要な関心事の一つですが、
それ以上に大切な選択の要素は
・求められるスキル
・期待される役割
・具体的に担当する業務の内容
この会社の、この仕事は、
・自分にできそうな仕事か?
・続けられそうな仕事か?
そして、その感情は
仕事の内容だけではなく、
働くことになるであろう職場環境に
ついても同じこと。
バブル崩壊からリーマンショック
そんな時代の中、私自身の5回の
転職経験からも
"求める人材像"で本当に知りたいのは、
「コミュニケーション能力がある人」
「主体的・積極的に行動力できる人」
など、どうにでも解釈できそうな
曖昧な・抽象的なものではない
"その先にある情報"
「なぜ、どうしてこの仕事には、
こんな人材が求められているのか?」
そんな仕事のマッチング・ポイントを
具体的に判断できる情報です。
そんな、読み手の不安・疑問を解消する情報を
先回りして求人情報の段階で
的確に・丁寧に伝えておきたいところです。
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」です。
求人票も書き方次第
求人情報も伝え方次第
求人公開から応募へと繋げるための
コピーライトに大切なことは
自由な発想とオリジナリティあふれる言葉
「見慣れた表現」・「ありがちな言葉」ではない
"自分の・自社の言葉"で紡ぐ「自社で働く魅力」
みなさんは、まだ見ぬ"欲しい人材"に
なにを・どんな言葉で・どうやって伝えますか?
弊社では、
ハローワーク求人票、求人・事業所PRシートをはじめ
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。