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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [5/20公表]2020年2月-3月"人手不足感"は60.5% 日商/東商全国調査 [#27-2020]
 

[5/20公表]2020年2月-3月"人手不足感"は60.5% 日商/東商全国調査
[#27-2020]

2020/05/27
 

【連載コラム:求人票の書き方 #27-2020】


「人手不足の状況、働き方改革関連法への
対応に関する調査」

 
2020.05.20 
日本商工会議所/東京商工会議所
は、
全国4,125社の中小企業を対象に
調査を実施、その結果を公表しました。
 
全国417商工会議所職員による
企業訪問による調査期間は、
2020年2月3日〜3月6日
 
今回のコラムは、その調査結果から
「人手不足の状況」にフォーカス 
 
その調査結果の概要と、
求人票の書き方を検証します。
 
※以下の資料は、
 日本商工会議所/東京商工会議所ホームページで
 公開されている資料より引用します。

「人手不足の状況、働き方改革関連法への対応に関する調査」調査結果の概要

 
■ 全体の概況
 
2020年の調査で、
「人手が不足している」
回答した企業の割合は60.5%
  
昨年と比べて5.9pt減の結果は、
2017年調査並みの水準となっています。
 
※過去5年の推移
 ・2019年調査:66.4%
 ・2018年調査:65.0%
 ・2017年調査:60.6%
 ・2016年調査:55.6%
 ・2015年調査:50.3%
 
この傾向について、報告資料では
「調査時期を踏まえると、新型コロナウイルスの
感染拡大が調査結果に影響を与えたことも考えられる。」

とコメントしています。

■ 業種別の状況
  
「人手不足感」業種別にみると
最も人手不足感が強いのは、
「建設業」の77.1%
昨年調査の75.4%から1.7ptの増
   
そして、昨年との比較で
"振り幅"が大きな業種は
 ・「宿泊・飲食業」81.8% ⇒ 70.3%(▲11.5pt)
 ・「介護・看護」 79.2% ⇒ 70.2%(▲ 9.0pt)
など
  
依然として「人手不足感」には、
業種別の特徴・傾向ががうかがえます。
 

 

   
■ ブロック別の状況
 
人手不足感を
【北海道】から【九州】まで
全国 9ブロックで俯瞰

「不足している」
回答を上位から並べると
 【北海道】 :70.0%
 
 【四国】  :66.4%
 【九州】  :65.3%
 【東北】  :61.4%
 【関東】  :60.5%
  
 【関西】  :58.2%
 【中国】  :58.0%
 【東海】  :57.7%
 【北陸信越】:52.7%
の順に

また、
本調査では、数年後(3年程度)の
「人員充足の見通し」も報告されています。
 
詳しくは、下記【出典・引用】
各URLから、ご確認ください。
  
≪調査概要 抜粋≫
・調査地域:全国47都道府県
・調査期間:2020年2月3日〜3月6日
・対象企業数:4,125社(回答企業:2,838社) 

【出典・引用】
日本商工会議所ホームページ 調査・研究 2020.05.20

https://www.jcci.or.jp/research/2020/0520133000.html
 
東京商工会議所ホームページ 各種調査 2020.05.20
「人手不足の状況、働き方改革関連法への対応に関する調査」の集計結果について」

https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1022165
   
「人手不足の状況、働き方改革関連法への対応に関する調査」結果概要(PDF)
日本商工会議所ホームページ

https://www.jcci.or.jp/download/2020_hitodebusoku.pdf
 
東京商工会議所ホームページ

https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1022166

欲しい人材に響く! 求人票の書き方( 他業種経験ある求職者/転職者の心理 )

    

 

業種別に傾向が異なる

「人手不足感」
 
同業他社からの転職⇒人材確保が困難な場合には、
求人/採用ターゲットには、他業種からの転職者も
視野に入ってきます。
 
もし、自社の「求める人材像」の
要件・要素がそうであるならば

 

他業種・他職種へのキャリアチェンジを
視野に求人情報をリサーチする転職者の
視点に立って自社求人のPRポイントも

 

自社の事業内容よりも、その上の概念  
「自社の業種・業界そのもの」にも
興味・関心を持ってもらうことも
自社求人に誘引する一つの方法です。
 
「だれに・なにを・どのように」
そんな5W1Hの要素も意識しながら、
自社の業界の魅力を訴求しておきたいところです。
 
そして、
他業種からの転職者の興味・関心と
自身のキャリアチェンジへの不安心理 
 
給与・休日など他業種での労働条件は
重要な関心事の一つですが、
それ以上に大切な選択の要素は
 ・求められるスキル
 ・期待される役割
 ・具体的に担当する業務の内容

 

この会社の、この仕事は、
 ・自分にできそうな仕事か?
 ・続けられそうな仕事か?

 
そして、その感情は
仕事の内容だけではなく、
働くことになるであろう職場環境に
ついても同じこと。

 

バブル崩壊からリーマンショック
そんな時代の中、私自身の5回の
転職経験からも

 

"求める人材像"で本当に知りたいのは、

 

 「コミュニケーション能力がある人」
 「主体的・積極的に行動力できる人」
など、どうにでも解釈できそうな

曖昧な・抽象的なものではない

"その先にある情報"

  
「なぜ、どうしてこの仕事には、
 こんな人材が求められているのか?」

そんな仕事のマッチング・ポイントを

具体的に判断できる情報です。  

   
そんな、読み手の不安・疑問を解消する情報を

先回りして求人情報の段階で
的確に・丁寧に伝えておきたいところです。

 
 
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
です。 
 
求人票も書き方次第
求人情報も伝え方次第
    
求人公開から応募へと繋げるための
コピーライトに大切なことは
自由な発想とオリジナリティあふれる言葉

 

「見慣れた表現」・「ありがちな言葉」ではない
"自分の・自社の言葉"で紡ぐ「自社で働く魅力」
 

みなさんは、まだ見ぬ"欲しい人材"に
なにを・どんな言葉で・どうやって伝えますか?

 

   
弊社では、
ハローワーク求人票、求人・事業所PRシートをはじめ
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
 
※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 

  


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