【連載コラム:求人票の書き方 #03-2020】
令和3年3月卒高校生の求人・選考
2020年2月10日 厚生労働省から
選考スケジュールが公表されました
そして「高卒求人票」も
2020年1月のハローワーク
システム変更に伴い、
その様式が変更となっています。
今回のコラム、
その概要をお伝え致します。
※以下の資料は、厚生労働省等各所ホームページで
公開されている資料より引用します。
令和3年3月新規高等学校卒業者 採用選考スケジュール
令和2年2月10日 厚生労働省が
ホームページに公表した日程は、
以下の通りです。
【令和3年3月新規高等学校卒業者の採用選考期日等】
・ハローワークによる求人申込書の受付開始 :6月1日
・企業による学校への求人申込及び学校訪問開始:7月1日
・学校から企業への生徒の応募書類提出開始 :9月5日 ※沖縄県は8月30日
・企業による選考開始及び採用内定開始 :9月16日
厚生労働省報道資料によれば
「前年までと同様」とのことです。
【出典・引用】
厚生労働省HP 令和2年2月10日
「令和3年3月新規高等学校卒業者の就職に係る推薦及び選考開始期日等について」
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000193580_00002.html
欲しい人材に響く! 求人票の書き方(「高卒求人票」新デザインの概要)
2020年1月からの
ハローワークシステム変更に伴い、
高卒求人票の様式は、従来の
"A4縦 3枚"から
"A4縦 2枚"へ変更となりました。
以下の求人票各項目についても
仕様の変更が生じています。
■削除された項目
1.「有給休暇」のうち「最大□□日」
2.「宿舎」欄
3.「通学」のうち「通学可否」欄以外
4.「通学費用の企業負担」欄
5.「賃金形態等」のうち「3日給・4時給・5年俸・6その他の額」の「金額」欄
6.「毎月の賃金」のうち「(1)合計」、「賃金から控除するもの」、「(2)控除額合計」、
「手取り額((1)(2))」
7.「マイカー通勤」のうち「マイカー通勤に関する特記事項」
8.「昇給」のうち「年□回」(昇給回数)
9.「選考方法」のうち「適性検査」の「検査名」
10.「試用期間」のうち[ ]内(労働条件)の文字列
11.「赴任」のうち「入社日」
12.「採用・離職状況」欄(青少年雇用情報に類似の記入欄あり)
■表示文字数が変更された項目
1. 仕事の内容(490文字⇒300文字)
※1行35文字×8行 + 1行20文字×1行
2. 就業場所の「最寄り駅」(30文字⇒26文字)
3. 賃金締切日の「その他」(17文字⇒7文字)
4. 賃金支払日の「その他」(17文字⇒7文字)
5. 賃金形態等の「その他」(42文字⇒7文字)
6. 選考場所(160文字⇒90文字)
※1行30文字×3行
7. 担当者の「Eメール」(300文字⇒56文字)
※1行30文字 + 1行26文字
8. 補足事項(420文字⇒300文字)
※1行30文字×10行
9. 求人条件にかかる特記事項(420文字⇒300文字)
※1行30文字×10行
10. 青少年雇用情報(1)研修の有無及びその内容の「内容」(180文字⇒63文字)
※1行32文字 + 1行31文字
・仕事の内容 490文字 ⇒ 300文字
・補足事項 420文字 ⇒ 300文字
・求人条件にかかる特記事項 420文字 ⇒ 300文字
入力可能文字数が削減されるとはいえ、
「合計で900文字」のスペースは、確保されています。
「求人とは、集客」
「求人票も、広告。」です。
2012年以来、本コラム・各所での「求人票の書き方セミナー」では、
主に、ハローワーク"一般求人"を事例にお伝えしていますが、
"高校生に選ばれる求人"も、その本質は同じです。
これら比較的自由度の高い記入欄を活用して、
・読み手目線に立って
・読み手の興味・関心ある情報を
・読み手が理解できる言葉・表現で、
自社の「仕事・職場・会社の魅力」を
的確に情報発信しておくことがポイントです。
また、
「高卒求人」の求人票は
"A4縦"スタイル
※「一般求人」はA4横
このデザインでの読み手の動線や、
"一見したときの読みやすさ"も意識して、
「完読できる求人票」を目指したいところです。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
【出典・引用】
東京労働局
「新規学校卒業者の採用について」
▽
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/_121483.html
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、
コラム記事として掲載しています。