パートタイマーの産前・産後休業と育児休業制度【厚労省リーフレットダイジェスト】

パートタイマーの
「産前・産後休業と育児休業」。

実は、正社員だけの制度ではありません。

人手不足の昨今の経営環境においては、
「優秀な人材を辞めさせない」施策は、
採用戦略とならんで、
人事戦略の両輪に位置づけされます。

今回、ご紹介するのは、
厚労省の
・「有期契約労働者の育児休業ハンドブック」
・「有期労働者の育児休業取得推進マニュアル」

会社・労働者の意識調査結果・「声」も併せて、
ダイジェストでご紹介します。

※以下、資料は
　厚生労働省
　・「有期契約労働者の育児休業ハンドブック」
　・「有期労働者の育児休業取得推進マニュアル」より引用。

１．パートタイマーの産前・産後休業と育児休業（意識調査）

（１）産前・産後休業と育児休業フロー

労働基準法で定められた「産前・産後休業」
育児休業も、一定の要件を満たしたパートタイマーに適用されます。

（２）労働者の意識調査結果

「有期労働者意識調査」によれば、上記（１）の認知度は、
以下の通りとのことです。

（３）管理職・上司の意識調査結果

では、会社の管理職・上司の理解・協力の意識は？

このように報告されています。







このように、まだまだ、
「制度の周知」の余地はあるといえます。

２．パートタイマーの「声」

では、育児休業を含む「両立支援制度」に関する
パートタイマーの「声」をご紹介します。

（１）仕事選択での「両立支援制度」の重視度と勤務意欲

（２）「両立支援制度」の利用意向

（３）産休・育休取得の問題点

３．産前・産後休業、育児休業を利用することのメリット（企業調査より）

育児休業取得推進について、企業側の意識調査結果も報告されています。

（１）調査結果データ

（２）企業の「声」その１

（３）企業の「声」その２

４．育児休業対象者フローと実務フロー

パートタイマーが育児休業取得対象者か否かは、
概ね、このようなフローで判断することができます。






また、「妊娠・出産・育休・復帰」の実務取扱いは、
概ね以下のフローになっています。

５．パートタイマーに適用される育児休業以外の両立支援制度

育児休業以外にも適用される「両立支援制度」がありますので、
ご参考までにご紹介します。








以上、ダイジェストでご紹介しました。

「優秀な人材を辞めさせない」人事施策検討の一助に
なれば幸甚です。


※出典・詳細（厚生労働省ＨＰ）

「有期契約労働者の育児休業ハンドブック」
　　　▽
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ikuji_handbook/

「有期労働者の育児休業取得推進マニュアル」
　　　▽
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/ryouritu/yuukikeiyaku.html

最後までお読み頂き有難うございました。

 

 

※本コラムは、関係各所から入手したネタを元に記事として掲載しております。