今回ピックアップする
キャリアップ助成金「短時間労働者労働時間延長支援コース」は
「年収の壁」への対応として、
現行のキャリアップ助成金「社会保険適用時処遇改善コース」の
「労働時間延長メニュー」の要件を見直すとともに、助成額を拡充した新たなコース
助成額の概要は以下の通り
これを
取り組み【1年目】・【2年目】を軸に
整理した図表も公開されています
申請手続きの流れは以下の通りです
本コースが「130万円の壁」対応といわれる所以は
リーフレット・パンフレットと同時に公開された「Q&A」
問2-2
短時間労働者労働時間延長支援コースが創設された経緯と内容について教えてください。
に明記されていますが
従来の「106 万円の壁」への支援策として新設された
「社会保険適用時処遇改善コース」に加え
”年収130万円程度で働く労働者を念頭”に、
労働時間を延長して被用者保険を適用した際に、
労働者の手取り収入を減らさない趣旨のもと、
要件と助成額が定義されています。
上記の経緯もあり、
今般新設された「短時間労働者労働時間延長支援コース」と
従前からの「社会保険適用時処遇改善コース」の関係は
"並行実施"の形となっています。
従前の「社会保険適用時処遇改善コース」は下図の通り
結果として、
「対象となる労働者の働き方への希望を踏まえ
支援を受けようとする事業主がコースを選択」することとなり
「社会保険適用時処遇改善コース」からの
"切替申請"も可能となっています。
また、並行実施となることから
本コースのリーフレット・パンフレットでは
「対象となる労働者」と「活用できる助成金コース」の
チェックフローも掲載しています。
ここまでの図表出典:厚生労働省ホームページ
・キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)のご案内(リーフレット)
・キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)のご案内(パンフレット)
・キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)に関するQ&A