6月21日(水)
今夜はロームシアター京都
緑黄色社会「pink blue tour 2023」へ
ニューアルバムと、
このツアーの発表となった
年明け1月の配信ライブ
"奏でた音の行方 vol.8"で
「初」と言っていた京都
自分自身のライブ体験を
振り返ってみるに
ここの1階席ってのは
改装前「京都会館第一ホール」時代の
1987年10月1日 (木)
BOØWYの
「ROCK'N ROLL REVIEW
DR.FEELMAN'S PSYCHOPATHIC HEARTS CLUB BAND TOUR」で
その年 12月24日の渋谷公会堂で解散宣言に至った
実質、BOØWY最後の全国ツアー
※当時はまだ、インターネットもケータイもない時代、
翌日新聞各紙の解散広告は職場でも話題に...
アルバム「PSYCHOPATH」をフィーチャーしたツアー
「LIAR GIRL」からスタートしたステージは、
どこか靄がかかったような記憶
それ以来、
改装してロームシアター京都になった
36年ぶりの1階席は、1列が階段1段で
後方に進むにつれ上がっていく構造
舞台上手側に位置した今夜の席
目線の高さはステージを少し見下ろす角度、
舞台のツラも奥も見渡せる、なかなかいいポジションで
今回のツアータイトル
「pink blue tour 2023」
pink/blueのコンセプトとコントラストは、
照明演出でも随所に
ニューアルバム「pink blue」を
引っ提げたツアーのセトリは、
当然ながら新譜をフィーチャーしてて
でもそれは、
「アルバムを創る」⇒「ツアーに出る」
昭和の昔からライブバンド・ツアーバンドの
サイクルであり営みであり
客電が落ちてスタートした今夜のステージ
のっけから、アーティストとオーディエンス
どっちも「待ってました」な一体感と熱量
今夜のMCでは、
晴ちゃんが"ライブ"について語ってくれて
曰く「みんなと一緒にライブを」・
「ライブは"生もの"」・「みんなで創る」
それは全く同感で。
80年代の頃は
「大阪球場5Days」とか
「大阪10Days」に日参してましたが、
そのモチベーションは、まさにその"生もの"なところ
座る席が変われば・見る角度が変われば・・・
一緒の空間に居るオーディエンスが変われば・・・
アーティストのコンディションが変われば・・・
それは同じセトリでも全くの”別もの”
だからライブは"生もの"
その日・その時・その場所に居なければ
味わうことができない"一期一会"
絶対に再現できない"その場の空気"を
共有できるエンターテインメントがライブ
そんなゾクゾクする感覚に取りつかれて、
その空間の快感に気付いてしまったもんだから
40年経った今でも「ライブ通い」は
やめられないでいます
よくライブ好きがバレて
「ライブの"非日常"っていいでよね」
なんて言われますが、
それは、自分にはちょっと違ってて
「ライブは普段使いの日常の嗜みのひとつ」な感覚と
「自分の現在の感性・感覚を確認する」な行為
そんな"日常の延長線"にあるもので
あれだけ、TVの歌番組への露出が高いのに、
ライブに対する並々ならぬ思い入れを感じて
リョクシャカって、やっぱ”ライブバンド”なんだなと再確認。
※あと「そうだ、ツインボーカルだったんだ」とも
「pink blue tour 2023」
彩とりどり出来立てフレッシュな新譜と
旬な"生もの"のステージ
"箸休め"な名物コーナーとEN.を
含めた約2時間のフルコース
お腹いっぱいにご馳走さまでした。
