【連載コラム:求人票の書き方 #29-2020】
製造業 新卒採用の状況(「2020年版ものづくり白書」第2章より)
欲しい人材に響く! 求人票の書き方( ものづくり企業の新卒採用/求人戦略 )
ものづくり企業の
新卒採用と求人戦略
ご紹介したデータから
みえてくるのは「闘う相手」
製造業以外の業種・業界は
もちろんのこと、
規模の大きな同業他社も
人材確保の競合です。
どんな求人媒体を選択するにしても
まずは、
・会社を知ってもらう
・事業を知ってもらう
・製品を知ってもらう
求める人材像よりも
自社を知ってもらうこと
興味・関心を持ってもらうこと
認知度の向上が、
求人戦略の/求人票の書き方の
重要ポイントです。
・だれ(どんな会社)が
・なに(どんな製品)を
・どのように(どんな技術で)
「ものづくり」をしているのか?
そして、その製品を
・どこに、その製品を供給しているのか
・なぜ、そのものづくりをしているのか
・いつから、そのものづくりをしているのか
たとえばこんな
″5W1H”の要素を
基本軸に素材を整理
コンパクトな文章・表現で
就活生に自社の存在を
着実にインプットしておきたいところです。
大切なことは、わかりやすさ。
気が利いたキャッチコピーが
就活生の興味・関心を惹くのではありません。
キャッチはあくまでもキャッチ
ボディコピーを読ませるためのものです。
そして、
肝心カナメのキャッチ/ボディコピーが
"難解な用語で説明された詳しさ"であったり
"冗長な文章で表現された詳しさ"であったり
"他社でもみかけるありがち表現"であったり
それだけしかない求人情報であれば
その時点で読み手はスルー
いかに広告費用を投下したとしても
いかに有名媒体に展開したとしても
それは最終的には、
印象にも・記憶にも・選択肢にも残らない
"その他大勢の求人情報"になってしまいます。
そして、もう1点
就活生向けの求人で
留意しておきたいことは
「読み手はだれか?」という視点
求人票のライティングでは
"進路選択のインフルエンサー"の存在も
ターゲットとして意識しておきたいところ
いずれにせよ、
読み手の目線に立って、
誠実に・着実に自社の特長となるポイントを
自社の言葉で・しっかりと・ていねいに・
伝えておきたいところです。
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」です。
求人票も書き方次第
求人情報も伝え方次第
求人公開から応募へと繋げるための
コピーライトに大切なことは
自由な発想とオリジナリティあふれる言葉
「見慣れた表現」・「ありがちな言葉」ではない
"自分の・自社の言葉"で紡ぐ「自社で働く魅力」
みなさんは、まだ見ぬ"欲しい人材"に
なにを・どんな言葉で・どうやって伝えますか?
弊社では、
ハローワーク求人票、求人・事業所PRシートをはじめ
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。