ハローワークの”求人票”。
わたくしめ、
「”新定番!”な求人票の創り方セミナー」などで、
”求人票は、求職者への会社の広報ツール”
”求職者にわかりやすい、情報の整理・配置を”
ということもお話しています。
これって、
”広報・労務ジャーナリストな私”の
オリジナルな視点だったりします。
今回は、私見ながら、
効果的な求人票の書き方の前提として、
”求人票の構造分析”
をしてみました。
※求人票サンプルは、ハローワークリーフレットから引用。
1.その1 : アイキャッチなポイント
求人票の全体のレイアウトはこんな感じです。

まずは、この太枠の部分の情報。
① ・会社名
・就業場所
② ・職種
・仕事の内容
・雇用形態・雇用期間
③ ・賃金
・就業時間
・休日
④ ・試用期間
求人票、向かって
左→中→右の順に3つのカテゴリに
分類することができます。
これを読む、私自身の転職活動のときの経験から、
求職者の目線で、心理的な動きを加味してシュミレートしてみれば、
・どんな会社が?
↓
・どんな仕事を?
↓
・どんな条件で?
(雇用形態と期間・賃金・就業時間・休日・試用期間)
募集してるの??? なるほどねぇ~
で大まかな情報を把握することになります。
そして、
複数の会社の同じような求人で、
賃金に大きな差がない場合には、
やはり、
「仕事の内容」が自分に合っているかどうか?
が
応募する?しない?のこのフェーズでのチェックポイント
だったりします。
なので、個性を出せる
「職種」欄 と
「仕事の内容」欄
ここで、いかにインパクトがあり、
わかりやすく仕事をイメージしてもらえるか???
がポイントになると考えています。
2.その2 : 情報の動線
さて、この求人票。
先に、ご紹介した
左→中→右の順
私の転職経験からですが、求人票を
1.のように大まかに俯瞰して、
興味を持った場合、
内容をじっくり読み込むことになるのですが、
この順番で読み込んでました。
という視点から
求人票の構造分析をすると、
こういうエリアの
構造になっているかと考えます。
(1)左 : 仕事情報エリア

(2)中 : 勤務情報エリア

(3)右 : 会社情報エリア

これら各エリアを更に、
上から下に、太枠以外の情報を読み込んでいくことになります。
で。具体的には
・どんな仕事を
↓
・どんな職場で
↓
・どんな会社で
で、自分でイメージしていって、最終的に、
この求人どうする???
なジャッジをしていました。
3.その3:情報の配置
と、すれば。
求職者に応募という行動を起こしてもらう
ためには、この
3つのエリアに
効果的に情報を配置しておきたい
ところです。
・ 勤務情報エリアには「特記事項」欄
・ 会社情報エリアには「備考」欄
先のコラムでご紹介しました、
「自由に書ける欄」があります。
ここをぜひ、活用して頂き、
求職者に
・どんな仕事なの?
↓
・どんな職場なの?
↓
・どんな会社なの?
↓
なるほど。いいかもこの求人。
じゃぁ、応募してみよう。
に繋げて頂ければと思う次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムの内容は、各所取材の上、入手した情報を基に、
記事として掲載させて頂いております。